MOON

の詩集〉 YUZURU






あると思って

空 蝉

1」

月に願いを

ネ ガ

うつろい

どんな色?

きっと



one week

プラス

ひとりぼっち


哀しい海


スピカ


蒼い刻

天使に


黄色く光る場所
旅の途中に

青年へ


未 完


距 離


生きながらの埋葬


袋小路


それぞれの


月 夜
センチメンタル

秘密





ただ



一歩

風に舞う

真空の街

サイン



描く

旅人

















風に舞う

空を飛びまわる鳥たちよ
寒くないかい?
吹きすぎる風は冷たくて
思わず顔に手をあてている
もうこんな季節
やがて街にはジングルベルが流れ
いつの間にか暮れのご挨拶だ
いいのかな
こんな自分で
いいのかな
このままで
そんな声が風に舞っている

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真空の街

ガラスの風
キラキラと吹く
針の雨
ヒリヒリと降る
フラスコの中で無音
行き過ぎる人人人
立ち止まらない人人人

フラフラと歩くボクには
聞こえない音と見えない風景
ただキラキラと吹く
ただヒリヒリと降る
無声映画のような街に…

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サイン

夢の序章が近づいてきます
それだけで途方もない旅の始まりのようです
夢は語るべきですね

いつの日か
そういつの日か
近づいてくる

こちらから
ここだよってサインを
送り続けることが大切なんですね
      フヅキさんのbbsに書き置いたものに加筆)
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佳いことも悪いことも
何もかも包み込んで
何事もなかったかように
季節は移り変わっていく

ただ
心色に景色が染まって見える

私だけの春がやって来る
あなただけの春もやって来る
あたたかさが少しずつ違って
それぞれの季節がやって来る

   (BOTEさんとのコラボレーションから→Colaboration


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描く

心が痛い
絵を描く
心が叫ぶ
絵を描く
心が裂ける
絵を描く
心が絵を描く


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旅人

ここまで歩いてきた
これから何処へ行こう
ただぼんやりと佇む
旅人には道がない
歩いたところが道
信じるものは何もなく
月が星がささやく
その果てに何があるというのだろう
それでも歩む

永遠という時を刻むように
この刹那の一歩を続ける
心の命ずるままに
ただただ前に向かって
旅人は歩き続ける

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センチメンタル

ボクの悲しみはとてもちっぽけだ
ボクの苦しみもとてもちっぽけだ
宇宙の片隅のその片隅の隅っこで
見えないくらいだ
そんなちっぽけなのに
指先に刺さった小さな棘の痛みのように
からだ中の神経が震えてる

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秘密

桜に隠された寂しさ…
麻痺してるのは世の中すべて
なんにも言えないんだから
それに比べたら
自然はいいよね
人間は不自然さを内包しているのに

不思議な風に包まれて
秘密が桜吹雪と舞っている


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時の流れは速いので
今の自分をゆっくり楽しみたい
今の状況をしっかり見つめたい
その中から生まれるものを
大切にしたい


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たくさんの思いが交錯する
優しくも厳しくも
楽しくも悲しくも
孤独の時も忘我の時も
ただ静かに照らしている

こころの破調も
こころの調和も
いつか宇宙のリズムに溶ける
やがて帰るべき故郷を指し示す月光
今はまだ遙か彼方に煌々と存在する


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ただ

訳もなく涙がこぼれます
何を想っているのでしょうか
遠くで銃声が聞こえたから?
遠くでうめき声が聞こえるから?

存在するすべてのことを思うと
気か狂いそうです
時が音を立てて流れて行きます
すべてを押し流して欲しいと願っています

                (夜桜さんのbbsに)
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どう責められても
もう時間は去った
二人の蜜月は
秘密のうちに葬られた

月光に蒼白い溜息をつくと
ココロから血が流れた
罪は蜜のように体内を流れているのだ

BOTEさんの共作ページより転載…この詩はM.さんの詩「」への返詩です)

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一歩

夢を叶えるための一歩
ひとりで踏み出してみる
きっと世界が変わって見える

二歩目でわかる
変わったのは周りではなく
自分だということを

夢は大きい方がいいと言うけれど
小さな夢も夢は夢
叶うまで見続けること
どこまでも…

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旅の途中に

いつまでも旅の途中でありたい
もし着いてしまうなんてことがあったら
つまらないから
行き止まりのない道を選びながら
歩いていたい
いつまでも
どこまでも
             (こだまさんのbbsより)
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青年へ

未来を想う分だけ
不安は果てしなく
行き先を知りたい分だけ
深い焦燥があり
彼は求めている分だけ
広い心を今創っているのだ
それに
自分を見守る眼差しが眩しいのかもしれない

                  (こだまさんのbbsより)
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未完

黙って過ぎて行くこの時間を
止められたら良いのに

季節は巡り
あの頃の記憶が
日常に埋もれていく


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距離

もっと遠くに行ってよ
もっと近くにおいでよ
どちらでもいいから

いまの距離が苦しい
どっちつかずの距離


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生きながらの埋葬

生きながら囚われた者たち
自由は奪われ
罵詈雑言を浴びせられる
死ぬまでこうしていろというのか
息を潜め蠢く心

魂まで自分の所有物ではない
そんな空間に閉じこめられ
生きながら葬られる者たちの
叫びが聞こえる


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袋小路

心の痛みは目には見えないから
わかってもらえないから
よけいに
こんなにも
こんなにも
思っているのに
愛しているのに
辛いのに
痛いのに
哀しいのに
って思ってしまう
自分が一番そうなんだと
思いこんでしまう
そんな袋小路が
たくさん在るものです


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それぞれの

私が歩く道
一人で歩く道
誰も知らない
自分でさえ…
何処まで行くのか

隣の人も
その隣の人も
背負っているものがある
私もまた…

でも歩いていかなければ…
生が終わるその時まで
歩き続ける
それぞれの人が
それぞれの道を…
       natukiさんのbbsより)
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月夜

冴え渡る夜空に月の舞
隠せぬ心に蒼白き光纏い
ただ足の向くまま月夜を彷徨う
先回りする夜風に
溜息ひとつ
此処にも君は居ない

         (BOTEさんのbbsから)
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何か出来ることをすること
果てしない道のりでも
歩き続けること
振り返ると
これが私の人生だと
そう言える道が
きっと見える
       (フラワーさんのbbsより)
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one week 

蝉にとっての一生は
人間の一週間

この一週間なにをした?


蝉は

懸命に鳴きながら

往ってしまった

  (キミカさんのbbsから)
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あると思って 

信じていたものがなくなっている
そんなときの不安と焦り
もう一人の自分が笑ってる
最初からなかったと思えば、と言う
それもそうだ、と思った
すると
空しさと可笑しさが
面白さに変換した
しかもそれが
意図されたものだと理解したとき
ココロが真顔になった

        (キミカさんのbbsから)
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空蝉

蝉が脱皮するとき
もの凄いエネルギーがいる
場所と時が大切
途中で誰かが触れると
そのまま固まって死んでしまう
うまくいったら空蝉が残る
蝉が死んでも空蝉は残る

僕らにとって作品は空蝉
       (キミカさんのbbsから)

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プラス

30で死ぬのだと
ただひたすらに
絵筆に想い託す

時は過ぎ
嬉しくも悲しくも
過去も未来も
絵筆に託す
プラス20余の人生

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「1」

1はきっと心のなか
あなたは1を忘れない人
1は初めの心
年齢も1才からはじまる
1がないとはじまらない
1の心を持っている人は
最初の夢を持ち続ける人
いつでもスタートにたてる人
イチニツイテ…ヨーイ!

人は
一人で生まれて
一人で死んでいく

愛は1
二人がひとつになるとき
1+1=1
これが愛の形
すべては1からはじまる
1はあなたの心のなかにある
     (Jokoさんへ23456ゲットプレゼント)

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月に願いを

お月様が何か言ってるんです
心を傾けたら
ボクのこと
覚えてくれてるってさ
そのうえ味方なんだって
なんだか嬉しくなって
お月様より
もっともっと
上まで昇っていたよ

それでね
そのお返しに
ぼくが集めてきた
美味しそうなもの
お月様のまわりに
いっぱい持ってきてあげたの
これからも
ぼくのことだけじゃなく
月夜のみんなの味方に
なってあげてくださいねって
お願いしたよ
そしたら
もっともっと
嬉しくなってしまったんだ
      sakiさんの月の絵に捧げて)

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いくつもの
心に迫りくる歌
他人の恋路より
我が心の闇
ただ月を待つ

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うつろい

ココロの動き
どうしようもなく
ココロからこぼれ出すものを
ひろいあつめて
月の光に照らしてみる
すべてのものが
優しい光で満たされてる

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どんな色?

こころのつぶ
拾い上げたら
最後は涙に変わった
恋のストーリー
心の中で
もう一度初めから
見つめ直してみる
痛みと空虚が来る前に
手からこぼれ落ちたらいいのに
素敵なこころのつぶは
ひとつぶ ひとつぶ
ちがった色してたよ


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きっと

脱皮の時がやって来てる
柔らかな心と体を欲してる
心の声を聞いて
心の声に従う時が来てる
宇宙のエナジーに
自分の心と体を委ね
開放する時が来てる
怖がることはないよ
生まれ変わるんだから
きっと
あなたはあなたでありつづける


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ひとりぼっち

だーれもいない部屋は
こんなにも静かで
心まで静まりかえっている

だーれもいない夜は
こんなにも透き通ってて
心まで見えないくらいだ

だーれもいない世界は
なんにも起こらなくて
心まで要らないくらいだ


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哀しい海
 

干からびた命


激しく
叫ぶ


狂おしく
もがく

命の連鎖を
断ち切ったものは
知らん顔して
冷たくなった心を
海とともに
埋める


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スピカ


350万光年という
とても遠いところにいるんだね
切ないくらいに青白く輝いて
誰一人いない暗黒の世界で
なぜこんなにも輝いてるんだろう

350万光年という数字は
一生かかっても行けないね
死んだら傍に行けるかな?
底知れない暗闇だから
ボクのために輝いてる?
迷わず君のそばに行くよ
だから
一人でも
寂しくなんかない
君が一人で輝いてるから


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蒼の刻(とき)

ただ茫然と
蒼い光の中立ちつくす
少しずつ変わりゆく
この刹那の輝き
再び出逢うことはない

ただ茫然と
蒼い光に身を任せる
たえまなく変わりゆく
この悠久の流れ
やがてボクも光に溶けていく
 

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天使に
 
暗黒の闇を彷徨う天使に
闇を切り裂くナイフを
進むべき道を照らす
三日月のナイフを
届けてあげたい

貴方の熱く燃える魂で
その柔らかな羽を焦がす前に

闇は深ければ深いほど
夜明けは近い

けれど

闇の中の天使には
気が狂いそうに
長い長い夜に違いない

貴方のしなやかな魂が
燃え尽きてしまわないうちに

三日月のナイフを
届けてあげたい


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黄色く光る場所

月の絵を眺めていると
絵の中に自分が
る場所が在ることに気づいた

人はこの世に誕生して
一人で死んでいきます

光る場所は
そんなボクを誘っているかのようです
時々その場所に行き
深呼吸して帰ってきます

ボクが変わるとまた
新しい絵を描いています

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